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【ORASシーズン8】✝まひるみサザングロス✝【最終2209/38位】

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 どうも、ペラです。いつの間にやらシーズン8も終わってしまいましたね。参加されていた皆様、お疲れ様でした。

 さて今回、幸運にも最終レートが2200以上になった99人の中の1人になることができましたので、その時の構築を紹介いたします。99人もいると悪の組織とか作れそうでワクワクするのは僕だけでしょうか?

※念のためですが、H=HP A=攻撃 B=防御 C=特攻 D=特防 S=素早さです。 

※リンク先はすべて無断リンクですので、問題がある場合、恐れ入りますがご一報ください。

 

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 【サザンドラ (NN:サザンカ)】

性格:ひかえめ 特性:ふゆう 持ち物きあいのタスキ

実数値:167-*-110-194(252)-111(4)-150(252)

技構成りゅうせいぐん あくのはどう だいもんじ でんじは

 NNは変えているが、XYの時から愛用している個体。「珠ダメが入らないサザンドラといえば大体こだわっているだろう」という相手の思い込みを利用し、でんじはを巻いたり、攻撃技を使い分けたりしながら、相手の足を奪ったり削ったりする役割を持つ。単体性能もかなり高いので、相手の選出によってはこいつ1体でほぼ壊滅状態に追い込むということも少なくなかったりする。

 シーズン6で使っていた時に大活躍してくれたため、今回はこいつから構築を組み始めた。トップメタであるメガガルーラには極端に弱いものの、その他のメジャーなメガシンカポケモンにはある程度以上の活躍が期待できるため、割と積極的に先発で出していく。この構築が先発に呼びやすいメガバシャーモに対しても、とりあえずきあいのタスキで耐えてからでんじはを巻くという最低限の役割を果たすことができ、あわよくばそのまま突破することも可能。その場合、よくあるメガバシャーモの調整だと耐久に少し振られているため、りゅうせいぐん一発では落とせないことがほとんどであることを踏まえて立ちまわる必要がある。

 メインウェポンであるあくのはどうに20%の怯み効果があるため、自らでんじはを巻いてまひるみを仕掛けることができる、このパーティにおけるまひるみの使徒第1号。自ら積極的にまひるみを狙わなくても、サザンドラを見て出てきたポケモンに電磁波を巻き、後続での処理を容易にしてくれるだけでも十分な働きをしてくれる。ただ、XYの時はほとんど警戒されなかったのに対し、今シーズンではタスキでんじは型を警戒した立ち回りをされたことがあったり(すでに一度当たっただけかもしれないが)、僕以外にもこの型を使っている人が何度も確認されたりしているため、そろそろ奇襲で殺すという戦法が通用しにくい時期が来ているのかもしれない。ちなみに選出した際の勝率は一番高かった。

 2200に上がれるかどうかが決まる試合で、相手のボルトロスのいばる+でんじはの網をかいくぐって止めの一撃を当ててくれたベストパートナー。でんじはを主体にしたこのパーティの最後の相手が、でんじはの権化であるボルトロスだったのも、思い返せば感慨深い。

 なお余談ではあるが、サザンドラミラーコートを打たれることが今シーズン中何度もあった。しかしミラーコートエスパータイプの攻撃技であるためサザンドラには通じず、打たれると「お、おう……」という切ない気持ちになる。

 

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 【メタグロス (NN:タタラバ)】

性格:ようき 特性クリアボディ→かたいツメ 持ち物メタグロスナイト

実数値(通常):185(236)-158(20)-150-*-110-134(252)
実数値(メガ):185(236)-168(20)-170-*-130-178(252)

技構成しねんのずつき じしん つめとぎ みがわり

 シーズン7はほとんどポケモンをやっていなかったため、ORAS初参戦である今シーズンは新メガシンカポケモンを主軸にパーティを組みたいと考えていたところ、サザンドラとの相性が良いこいつを発見。自分が初めて対戦用に育てたお気に入りのポケモンでもあるため、エースで起用することができたのはとても嬉しかった。好きなポケモンを活躍させられる構築はいつでも楽しい。

 サザンドラメタグロスの組み合わせは一般的に”サザングロス”と呼ばれており、優れた相性補完を利用したサイクル戦を中心に展開することが多いように見受けられる。ただ、今回採用しているサザンドラの型を考えると、サイクル戦を主軸にするというよりも、でんじはでメタグロスの初速の遅さをカバーする起点構築のような使い方のほうが合っていると考えた。そしていろいろ使い方について悩んでいるうちに、つめとぎメガメタグロスの単体考察記事を発見。当時あまり警戒されていた型ではなかったため、相手の意表をつくことが大好きな僕はすぐにこれを採用。実際、1回積んでしまえば、持ち前の耐久を活かしつつそのまま3タテという試合もそこそこあったため、この判断は正しかったと思われる。

 ただ、このポケモンメガシンカやつめとぎをするタイミングをしっかり考えないと、出落ちで終わるということも少なくない。特にバシャーモウルガモス、あるいはリザードンが入った相手の場合、どこでメガシンカさせてつめとぎをするかでその後の展開が決まってしまうため、気をつける必要がある。

 技構成は悩ましかったが、積み技であるつめとぎ、状態異常技を防ぐみがわりをまずは確定。残りの技は、範囲の広いしねんのずつき、タイプ一致の最大火力であるコメットパンチ、鋼全体に通り接触ダメージを受けないじしんの中から2つ選択することになると思うが、今回はその中からしねんのずつきとじしんを採用した。

 コメットパンチを採用しないことで、H無振りメガガルーラですら確定2発が取れなくなったり、積みの起点であるクレセリアに対して実質的な有効打がないという悲惨な事態を招いたものの(ガルクレセドランだけを見るならばコメットパンチ採用のほうが絶対良い)、メガガルーラは他のポケモンであらかじめ削っておけばなんとかなるし、クレセリアはみがわりを見た瞬間、踊りながら自殺してくれることがほとんどなので、実際にはあまり問題にならなかった。

 それよりも、身代わりを張った状態からメガバシャーモを一撃で処理でき、一度積んでしまえば無振りファイアローウルガモスをそのままもっていったり、ロトムやサンダーの相手をすることもできるようになるしねんのずつきのほうが、それらのポケモンを呼びやすいこの構築における優先度は高い。地味に20%の怯み効果もあるため、でんじはとのシナジーも期待できる。このパーティにおけるまひるみの使徒第2号。

 努力値振りは、メガシンカ後にゲンガー相手にも同速勝負をしかけることができるよう最速。Hは無振りスイクンのねっとうを確定耐えするところまで振った。とはいえ、スイクンはほえるを搭載していたり、ゴツゴツメット持ちであることが多いので、おもむろにスイクンの前で積み始めると大抵後悔することになる。なお、ここまでHに振ると、ようきキノガッサマッハパンチや、珠いじっぱりファイアローブレイブバード程度であれば身代わりが確定で耐えるようになる。

 残りの努力値はAにまわしているが、A無振り状態だと無振りメガガルーラしねんのずつきが低乱数2発 (30.9%)なのに対し、20振ることで中乱数(64.8%)というそこそこ期待できる数字になった。また、一応6積みの状態であれば、20振ることで防御特化クレセリアしねんのずつきが中乱数2発(48.4%)になるので、強引にもっていくことが期待できなくもない(A無振りの場合28.9%)。

 選出率は堂々の第1位で、ハマる相手にはまさにエースにふさわしい活躍をしてくれた。見た目も鋼鉄の蜘蛛みたいでとてもかっこいい。

 

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 【トゲキッス (NN:ホワイトデー)】

性格:ずぶとい 特性:てんのめぐみ 持ち物ゴツゴツメット

実数値:191(244)-*-161(252)-141(4)-136(4)-101(4)

技構成エアスラッシュ でんじは アンコール はねやすめ

 サザングロスに一貫している格闘と虫に耐性をもつフェアリー枠としての採用で、対面からであればほとんどのメガガルーラを、追加効果を引かれない限りカモにすることができるゴツメ型。トゲキッスといえばスカーフ型が一番に警戒されるのか、ゴツゴツメット持ちはあまり警戒されず、このポケモンででんじはをして、適当にエアスラッシュを打ったりはねやすめで回復してるだけで勝てる試合がかなり多かった。まひるみの使徒第3号であり、まひるみを積極的に仕掛けられる唯一の存在。いわなだれメガガルーラとかいう新参ひるみポケモンに遭遇した際、為す術もなく落とされることがあるのが玉に瑕。

 電気ポケモンが入っていない構築相手にはすべて出せるのではないかというほど対応範囲が広く、レート中盤で2150を達成した際は、脅威の勝率85%を叩きだしていた悪魔のようなポケモンカイリューローブシンのようなアタッカーは積んだところでトゲキッスの前には沈黙せざるを得ず、だいたい一方的に虐殺することができる。

 また、物理受けではあるものの特殊耐久もかなり高いため、チョッキ持ちのラプラス程度であればぜったいれいどが当たらない限りそのまま倒すことが可能。C無振りメガゲンガーヘドロばくだんも余裕で耐えるので、返しのでんじはから突破することも期待できるが、珠CSゲンガーのヘドロばくだんだと中乱数(50%)で落ちるため注意。

 技構成はメインウェポンであるエアスラッシュ、Sを奪いつつまひるみを狙えるでんじは、回復手段であるはねやすめを確定として、残りの1枠にはアンコールを採用した。みがわりもちのバンギラスヒードランを誘うため、それらへの有効打になり得るはどうだんや、広く等倍以上のダメージが期待でき、ドラゴンへの遂行技であるマジカルシャインも一応候補には上がってくる。しかしそれよりも、トゲキッスの前で積んでくるポケモンにでんじはを入れて上からアンコールすることで、試合を有利に進められるケースのほうが圧倒的に多かった。アンコールを相手に入れてから落とされることで、後続にいるメガポケモンたちの積みの起点にすることもできるし、バトンを用いるギミックやレパルガッサメタモンといった並びに対しても、ある程度以上強くなれるのも評価できる。

 このように様々な局面に対応できる強力なポケモンであることは間違いないものの、レート中盤以降、電気ポケモン(特にボルトロス)の増加により選出することが難しくなってしまったことも確かである。サンダーやライコウといった電気ポケモン相手にはマンムーの後投げが比較的安定するが(この場合でも釣りだしや、後続のグロウパンチガルーラの起点になることまで考えると安定とはいえない)、きあいだまくさむすびを持っていることが多いボルトロス相手にマンムー後投げは厳しく、事実トゲキッスボルトロスの対面ではくさむすびきあいだまを打たれることがかなり多かった。どのポケモンに対しても同じことが言えるが、出せる構築と出せない構築をきちんと見極める必要がある。

 

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 【ヒートロトム (NN:ジョナサン)】

性格:ずぶとい 特性:ふゆう 持ち物:オボンのみ

実数値:157(252)-*-163(172)-125-127-117(84)

技構成:オーバーヒート 10まんボルト おにび でんじは 

  大体のポケモンに対してなんらかの仕事をすることが可能な、いわゆるところの過労死枠。相手のボルトロスに対して比較的安定する受け先でもある。メガヘラクロスのロックブラストを耐えながらオーバーヒートで焼却処分したり、メガガルーラねこだましすてみタックルを耐えて、おにびかでんじはを入れるという最低限の仕事をできるようにするため、持ち物はオボンのみで確定。珠ボルトロスきあいだまも2耐えすることができるようになる。

 調整は『ギャンブルの最大の利益は、それを行わないことで得られる』で紹介されているものをそのまま採用。Sはメガ時でもクレセリアを抜ける素ヘラクロス抜きに設定されているが、昨今のヘラクロスはそれよりもSに振っているものが多く、どうせ抜けない。思い切って準速キノガッサ抜きまで上げるか、耐久に割いたほうが良さそうではある。S振り自体は耐久ロトムといえど有効なケースが多かったことも付け加えておく。

 技構成は絶対に抜くことのできないオーバーヒートの他、まひるみというコンセプトを一貫させるためにでんじはを採用。電気技はボルトチェンジとの択だが、でんじはを巻く関係で後攻ボルトチェンジをすることができず、またボルトチェンジではH振りヒードランのみがわりを割れない、H振りスイクンを2発で落とせないなどの問題が発生するため、このパーティであれば10まんボルト以外ありえない。

 最後の1枠は、ヒートロトム相手に主に出てきやすい地面ポケモンにも刺さるおにび。ガブリアスや霊獣ランドロスのような氷4倍弱点のポケモンだけを考えるならめざめるパワー氷も採用候補には上がるが、火力不足感が否めなかったので没にした。また、おにびは後続の積みの起点を無理やりつくることができるという意味でも便利である。ただし外す。

 特にレート中盤から終盤にかけて、環境に刺さっていたと思われるポケモン。大量発生していたボルトロスに対しかなり強く(霊獣ボルトロスは微妙)、おにびとでんじはを両採用することにより、地面ポケモンや炎ポケモンに対してもごまかしを利かせることができたのは大きかった。このパーティで重いウルガモスに対しても、ラムのみ持ちであろうが相手の攻撃を耐えつつ、無理矢理でんじはを入れて後続での処理ができるように整えてくれる。

 最初はこだわりメガネで運用していたがうまく選出することができず、選出時の勝率もパッとしないものだったが、耐久振りにしてオボンのみを持たせることによって劇的に選出機会が高まり勝てるようになった。その反面、すてみタックル/どくどく/みがわり/はねやすめのような構成のメガボーマンダには一方的にカモにされ、H振りスイクンに対しても10まんボルトが半分程度しか入らない関係上、火力がないことを悟られるとめいそうの起点にされてしまう。また、炎ポケモンではあるが、特殊耐久の高いフェアリー勢を相手にするのは厳しい。あまり過信しすぎることのないよう、うまいこと使ってあげたい。

 

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 【ヘラクロス (NN:リンゴスター)】

性格:ようき 特性じしんかじょう→スキルリンク 持ち物ヘラクロスナイト

実数値(通常):159(28)-177(252)-95-*-115-147(228)
実数値(メガ):159(28)-237(252)-135-*-125-136(228)

技構成インファイト ミサイルばり ロックブラスト つるぎのまい

 このパーティにおける第2のメガ枠であり、サザングロスならぬ✝サザンクロス✝の並びを実現させるポケモン。主にメガメタグロスでは対応できない悪+飛行 or 特性ふゆうのポケモン入りに出したり、受けループ相手に出したりする。その他、このパーティで重いポリゴン2や、後半流行っていた耐久ボルトロス入り相手にも有利に試合を進めることができた。

 特性は最初こんじょうで使っていたが、ほとんど発動機会がなく、火傷してもつるぎのまいを積めばなんとかなると考え、じしんかじょう個体を採用。実際、このパーティは特殊アタッカーででんじはを巻きつつ削り、その後メガシンカポケモンを降臨させるという流れが圧倒的に多いため、じしんかじょうの発動機会はかなり多かった。そして一度Aが上がってしまえば、防御特化クレセリアだろうが、オボンのみ持ち防御特化ボルトロスであろうが、そのまま一撃でもっていく超火力を得ることができる。
 努力値はSをメガシンカ前の状態で最速ギャラドス抜き、メガシンカ後に最速メガバンギラス抜き抜きに設定し、少しでも耐久ポケモンを落とせる可能性を上げるためにAをぶっぱ、残りをHにまわしている。Sをここまで振ると、メガシンカ後も最速キノガッサを抜いたり、大体のHAガルーラの上からインファイトを叩き込めるようになるので、HAガルーラがそこそこの割合でいるこの環境にはかなりマッチしていたといえる。
 しかし、このS調整の真の狙いは岩石封じでメガゲンガーの上を取る調整をしているグライオンの上を取ることであり、つるぎのまいを採用しているのも受けループを意識してのことである。レート中盤以降、メガヘラクロスが地味に流行った関係で飛行技を持ったグライオンが多く、意気揚々と選出した結果、つばめがえしだのアクロバットだのつばさをうつだので分からされることが大変多かった。
 「これはあかん……」と受けルーパーのブログを漁り続け、そのような飛行技を持ったグライオンのS調整はだいたい135までに収まっていることが判明したため、メガシンカ時にSが136になるまで振り、上を取る可能性を高めた次第。Hに28振っているのは、無振りエアームドのドリルくちばし(=A84振りのいじっぱりグライオンのつばめがえし)の乱数が変動するためであり、H無振りの場合50%の確率で落ちるが、Hに28振ることで75%の確率で耐えることができるようになる。
 とはいえ、ここまでやったとしても、例えばこれよりも多くSに振っているグライオンを相手することはできないため、受けループを見たいのであれば根本的に対応手段を変えるべきなのかもしれない(例:いわなだれ身代わりグロパンガルーラで闇を見せる)。
 技構成はタイプ一致ウェポンであり、メガガルーラポリゴン2といったポケモンを吹き飛ばせるインファイトをまずは採用。次にボルトロスやサンダーなどの耐久飛行ポケモンを見たり、でんじはを巻いた後であれば炎ポケモンも落とすことができるロックブラストを入れ、受けループを突破するためのつるぎのまいを3枠目に置いた。
 最後の一枠は悩ましく、クレセリアなどのエスパーに打点を持てるミサイルばり、安定した命中でありマリルリへの有効打になるタネマシンガン、同じく命中安定でありギルガルドなどにも打点が取れるじしんの中から選ぶことになるかと思われる。このうち、マリルリ以外の水ないし地面タイプの耐久ポケモン(例えばスイクンカバルドン)はミサイルばり2回で充分なことが多いのでタネマシンガンは見送り。じしんはあれば便利だが、タネマシンガンを採用しない以上、耐久ポケモンを飛ばすためには火力が求められるため、タイプ一致でありメガヘラクロスの最大打点であるミサイルばりを優先した。ミサイルばりをもっていれば、最速キノガッサの上からぶち込める他、お互いメガシンカ前であればサーナイトの上をとってそのまま吹き飛ばせるのも評価点(参考:【クロック】陽気メガヘラクロス【アップ】)。
 
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 【マンムー (NN:かまくら)】
性格:いじっぱり 特性あついしぼう 持ち物とつげきチョッキ
実数値:185-185(148)-100-*-101(164)-125(196)
技構成:じしん つららおとし はたきおとす こおりのつぶて 
 でんじはを巻いて展開を有利に進めることをパーティコンセプトにしている以上、ケアをしなければならないのはでんじはの入らない電気ポケモンと地面ポケモンであり、その両方を相手にすることができるマンムーを地面枠として早い段階から採用した。ただ、持ち物を何にするかはかなり悩み、ラムのみやいのちのたまなども試してみたが、いまいち安定せず、最後の最後まで迷走を続けたのもこの枠。しかしレート終盤、マンムー系生主のすだちさん努力値振りを参考にとつげきチョッキに変更したところ、これがうまくハマり、かなり安定した試合運びをすることができるようになった。やはり頼りになるのはその道のプロである。
 マンムーにチョッキを持たせることによる一番の恩恵は、電気タイプのはずなのに積極的にくさむすびきあいだまを打ってきてマンムーを突破しようとするボルトロスに相手に、怯えることなく突っ張ることができるようになることだと思っている。ここまでDに振ってチョッキを持たせると、いのちのたまを持ったCS霊獣ボルトロスきあいだまくさむすびですら確定で耐え (82.7%~98.3%)、そのままつららおとしで落とすことができる。当然、珠CSゲンガーのきあいだまも余裕をもって耐えるので(77.2%~91.3%)、ゲンガー対面もそこそこなんとかなったりする。ただ、おにびやさいみんじゅつから入ってくるゲンガーにはラムマンムーのほうが良いということになるので、このあたりは一概にどちらが良いとはいえない。 
 D>Bの調整を施していることにより、ヘラクロスを選出できない時に重くなるダウンロードポリゴン2の処理が楽になるのもポイント。ダウンロード不発のC特化ポリゴン2のトライアタックなら超高乱数で3耐えするので、はたきおとすから入りじしんを打っているだけで突破することができる。物理受けポリゴン2に関してはその限りではないが、つららおとしによる怯みなどでごまかしつつ、強引に突破することも一応不可能ではない。
 その他、臆病メガリザードンYのオーバーヒートを確定で耐えたり(82.1%~98.3% 控えめの場合は50%で落ちる)、ステルスロックさえ考慮しなければラスターカノン持ちのメガルカリオにも突っ張れる(84.3%~99.4%)。目安としては、こだわりメガネ持ちのタイプ一致弱点技でもなければ、特殊技は大抵一発は耐えてくれるというところか。
 Sは最速バンギラス抜きだが、どちらかというと、準速キノガッサを抜きに来ているポケモンを安心して抜けるところを意識した。たまにメガガルーラの上から殴れたりもしたので、これもHAガルーラが多かった環境に合っていたように感じた。
 技構成はアタッカーマンムーの基本であるじしんとこおりのつぶてをまずは確定。次にポリゴン2に打てたり、クレセリアスイクンに打つことで後続のメタグロスが動きやすくなるはたきおとすを取り入れた。はたきおとすを打ちたい相手には耐久ポケモンが多いため、とつげきチョッキ持ちの耐久を生かして、じわれを採用するというのもこの型ならありえるが、より安定した立ち回りを優先させたかったため今回は不採用。じわれを採用する場合はもっとAを削り、耐久に回してしまっても良いと思われる。
 最後の氷技枠は、みがわり持ちやきあいのタスキ持ちに強くなれるつららばり、期待値がより高く30%の確率で怯みも狙えるつららおとしのどちらかから選ぶことになるが、まひるみがコンセプトであるこのパーティにおいて、つららおとしを採用しない手はない。第4のまひるみの使徒であり、30%というパーティ2番目のひるみ率を持つことで期待がかかっていたが、これまで実地経験では一度しか相手を怯ませたことがないセミバージン。 

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 このパーティの苦手な相手についてですが、でんじはを戦略の中心に据えているため、当然ラムのみ持ちやみがわり持ちの相手は厳しいです。特にラムゲッコウガはパーティが半壊します。また、ボルトロスに厚くした代わりに水ロトムに薄くなっているため、水ロトムの一貫を切るサザンドラが手も足もでないどころか起点にされるポケモン(例:コットンガード持ちメガチルタリス)が入っていると、ほぼ選出画面から試合終了感が漂います。ただ一応その場合も、相手をまひるみで行動不能にし、あわよくば急所などで突破という薄い勝ち筋を残せる構築でもあるので、諦めて最後までやり続けるのも大事です。まあ殆どの場合ダメなんですけどね……

 せっかくまひるみというコンセプトを掲げたので、思い切っていわなだれメガガルーラや、おうじゃのしるし持ちパルシェンも採用して、とにかく怯ませまくるパーティにしてしまうことも考えましたが、なんとなくメガガルーラを使うことに抵抗があったり、でんじはを巻く関係でパルシェンとの相性が悪かったりして、このようなパーティ構成になりました。タイトルにはまひるみを冠しましたが、上でも触れたように、実際のところ積極的にまひるみを狙えるのはトゲキッス御大くらいなもので、残りのポケモンは怯めばラッキーくらいの感覚で使うのが正しいかと思います。

 シーズン当初、メガメタグロス入りで2100を超えている構築の存在を知らなかったため、「メガメタグロス使い初の2100を目指すぜ!」と息巻いていたものの、サザングロスで2100に到達している記事を途中で発見してしまい、ヒィヒィ言いながら2200を目指すことになりました。一応割と早い時期に2150ぐらいまでは行けていたのですが、環境の変化への対応が遅れ、最終日付近まで1950〜2150で足踏みをしていたのが悔やまれます。

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 それでも最終的には、調整や持ち物をいじることによって残り2日間をほぼ無敗で切り抜け、初の2200をサザングロスで到達できました。これは素直に嬉しかったです。シーズン8はレートがかなりインフレしていたため、2200到達を声高に名乗るのは抵抗がありますが、XYでの最高レートが2099だったことを考えると、個人的には充分満足できるシーズンでした。地味に最終38位ということで、レートのインフレを抜きにしても、これで第6世代のサザングロス使い暫定王者を名乗れるのではないでしょうか……!?

 サザンドラメタグロスももともと大好きなポケモンでしたが、今シーズン通して使ってみてすっかり魅力にハマったため、シーズン9でもこいつらをメインにした構築を組んであげたいですね。サイクル戦主体のサザングロスもやってみたいですし、2ROMを用いてサザンドラ入り構築、メタグロス入りの構築に分けて使うのも面白そうです。

 ともあれ、ここまで読んでいただきありがとうございました! これからは単体考察の記事や、面白いと思ったポケモンや構築をまとめる記事なんかも上げていきたいと考えていますので(努力目標)、今後とも何卒よろしくお願いします(╹◡╹)

 

●参照記事

diego「【クロック】陽気メガヘラクロス【アップ】」『ポケモン徹底攻略』

ひぐま「【ポケモンORAS】ギャラクシーサザングロス【レート2125】」『ぽこもんぶろまが』

秋桜(こすもす)「爪研ぎメガメタグロス」『ぱるしぇんさいきょーせつ』

りゅうと「【シーズン3】レート2100再達成&パーティ変更点」『ギャンブルの最大の利益は、それを行わないことで得られる』