ポケモン廃人育成日記①

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 僕は学部時代からいろんなシェアハウスに住んできたのですが、現在のシェアハウスの住民の1人がこのたび3DSLLとポケットモンスターORASを購入した(させた)ということで、彼を立派なポケモン廃人にするまでの日記をこれから綴ろうと思います。

 ここでは仮に彼をS君としましょう。S君は特殊な育成環境で育ってきた人間なので、最近になるまで日本のゲームやら漫画やらにあまり触れることなく育ってきたという貴重な人材です。ゲームに至ってはこれまでほぼテトリスしかやったことがなく(ちなみに世界レベルの腕前)、最近購入したマリオカート8をやらせてみたところ、「こんな面白いものがこの世にあったんだ〜!」とはしゃいでいました。可愛いですね。

 そんなS君ですが、「とにかく今プライベートの時間にハマれるものが欲しい」とのことで、一ポケ勢としては「ハマれるものといったらポケモン一択でしょ」とこれまでも繰り返ししつこくポケモン3DSを買うことを勧めてきました。そのかいあってか、彼が今日アメリカ出張から日本に帰ってきてまずしたことは、優雅にスタバに入ってコーヒーを飲むことでも、家に帰って寝ることでもなく、朝のドン・キホーテに立ち寄って3DSLLとポケモンORASを購入することだったのです。おそらく時差ボケで頭がおかしくなっていたのでしょう。

 S君のポケモン経験に関しては、小さい頃にポケットモンスターピカチュウをやった記憶がある程度ということで、僕が教えるまで4時間もの間、Bボタンでダッシュができるということにも気づいていませんでした。今はキモリと一緒にのんびりとお散歩をしているようですが、レートに挑戦してみたいという気持ちはあるようで、ストーリーが終わった時、彼を果たして一人前のポケモン廃人にできるかどうか、僕のポケモン(マスター)ブリーダーとしての腕が試されるところです。